教育実施計画概要

 

 本COEプロジェクトではこうした社会の強い期待に応えるため、21世紀のユビキタス情報社会において社会から嘱望される若手の研究者や技術者、学際的な素養をもちつつ自らの専門分野に関しては世界第一線の力をもった人材の育成を行う。

4.1 ユビキタス情報技術分野の人材育成

ユビキタス情報技術には、組込み・リアルタイム技術や、セキュリティー、通信といった重要な要素技術が含まれる。しかも、これらの分野は、我が国が世界をリードし、かつ現在の日本の景気回復を牽引しているとも言われている。しかこれらの分野の専門家が不足しているにも関わらず、大学はその責を十分に担ってはいない。これは、将来の日本の情報分野の国力を確実に脆弱化すると考え、本拠点はユビキタス技術分野の人材を育成する。

4.2 戦略的人材の育成

激烈な国際競争下にある情報分野において、我が国で決定的に欠けているのは、高度な技術戦略を構築できる人材である。もはや、高度な情報技術の知識だけでも、逆に政策的・経済的知識だけでも、事業展開や政策立案を処することは困難である。本拠点は、文理に渡る幅広い研究者の共同作業を通して、こうした戦略的思考ができる若手の人材を輩出する。

4.3 国際的最高水準の環境化における教育

日本の国力や国際的地位からしても、国際的に最高水準を確保する必要がある。従って、教育段階においても、常に国際的に最高水準下で実施すべきである。既に大学院情報学環が構築している国際的学術ネットワークを利用し、世界的な産業界との連携も強め、世界最高水準の大学院教育を実現する。

4.4 若手研究者が活躍できる場の提供

本拠点では、次の点に着目して若手研究者が活躍できる場の提供を行う。第一に、本拠点に属する研究者が、世界最先端の研究プロジェクトを積極的に展開し、若手研究者が世界最高峰のレベルで活動する場を提供する。第二に、高いレベルの研究を実施している若手研究者には、十分な資金や研究設備の提供を行う。

 

 

 
 

 
           
 
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